2013年9月18日 4:32 pm

儲けは提供にある

こんにちは! 末松です。
 この間、雑誌を見ていたら「焼酎三杯以上はお断り」と言う、不思議な居酒屋がありました。
商売だから、売上を上げていかなければならないのに、店主のAさんは三杯以上は絶対に出さないと言うのです。店主は、
 「酒は、一日の疲れを癒し、明日へのエネルギーを蓄積するためのものです。飲み過ぎて健康を害したり、家庭争議の原因になっては、お客さんのための商売とは言えません。お客さんに迷惑を掛けてまで、儲かろうとは思いません」
 Aさんのお店はいつも繁盛しています。
 評論家は「あいつは、儲け方が上手なんだよ」と的外れな見方をします。
 「よく儲けている」のではなく「よい提供をしている」のです。
 誠意をつくし提供することが、儲けの結果なのです。
 この事は、どんな商売にも結び付くと思います。当然、私たちの会計事務所にも。