2017年11月15日 5:27 pm

平成30年から配偶者控除が変わります

税制改正で平成30年から配偶者の所得が85万円(給与の場合年収150万円)まで配偶者控除が受けられるようなったという話をよく聞きます。

ですが厳密には少しだけ違います。控除額も38万円ではない場合がありますので注意して下さい。

ではどのような改正がされたのか説明していきたいと思います。

 

まず現在(平成29年)の配偶者控除と配偶者特別控除はどうなっているのでしょう。

例としてサラリーマンの夫とその妻の場合で考えてみます。

 

妻の所得金額が38万円(給与の場合103万円)以下であれば、夫は配偶者控除を受けることができます。

配偶者控除の額は38万円(配偶者が70歳以上の場合は48万円)です。

夫の所得金額は関係ありません。

妻の所得が38万円を超えると配偶者控除の代わりに配偶者特別控除が受けられますが、控除額は妻の所得によって段階的に減っていきます。

また、夫の所得金額が1000万円を超えると控除が受けられません。

配偶者特別控除29

では平成30年以降どの様に変わるのでしょう。

配偶者控除は妻の所得が38万円(給与の場合103万円)以下という点は今まで通りですが、夫の所得金額にによって控除額が変わり、

1000万円を超えると控除が受けられません。ここが大きく変わったところです。

配偶者特別控除は、妻の所得と夫の所得の両方から控除額が決まります。

こちらも夫の所得金額が1000万円を超えると控除が受けられません。

 

配偶者特別控除30

冒頭で「厳密には少しだけ違います」と書いたのは、配偶者控除を受けられるのは今まで通り所得金額38万円(給与の場合年収103万円)までで、

38万円を超え85万円までの場合は配偶者特別控除になります。

配偶者が70歳以上の場合には控除額が違ってくるので注意して下さい。

 

上記税制改正についての不明点は、名古屋市東区の税理士事務所、末松会計事務所にお問い合わせください。