2019年6月10日 1:33 pm

確定拠出型年金(DC)とは?iDeCoと何が違う?💰

新人社員の成長日記㉒

こんにちは!スタッフの岡治です!

本格的に梅雨の季節になりましたね

天気や気温が変わりやすいので、体調管理をしっかりして

雨にも負けず、風にも負けず頑張りましょう(´ー`)

 

さて今回は、当事務所でも話があった、

企業型の確定拠出型年金(DC)について書きます!

 

まず、確定拠出型年金の流れを簡単にご説明します( ˘ω˘ )

確定拠出型年金は、銀行などにお金を積み立て、それを自分で選んだ方法で運用し、

60歳以降にそのお金を受け取る、という流れになっています!

 

そして、お金を積み立てる、お金をもらうなど各場面で、所得税や住民税で

所得控除を受けられる、というメリットがあります(`・ω・´)

 

この流れ自体は、個人型のiDeCoと変わらないです( ˘ω˘ )

ただ違うところがあるので、共通しているものと違いをそれぞれまとめてみます!

※一般の会社員の視点から見たものです。

 

共通点

・60歳になるまで、原則引き出せない

・選んだ運用方法によっては元本割れの可能性もある

・毎月の掛金が、所得控除の対象となる(※2)

・運用で出た利益は非課税

・60歳でお金をもらうときに税金の控除を受けられる

・運用するのは自分

 

(※2)この控除には、個人型と企業型で違いがあります!

個人型 ・・・ 毎月、掛金が「小規模企業共済等掛金控除」に該当し、その全額が

         所得控除の対象となることによる税負担の軽減・税還付

 

企業型 ・・・ 毎月、従業員の口座に掛金を振込み、それが給与とは別で扱われるため、

        掛金に社会保険料や税金がかからない

 

   例:従業員に月額30万円の給与を支給している場合

    →5万円を掛金とする場合、給与30万円・掛金5万円という支払いになり

     この5万円には税金や社会保険がかからずに運用に充てることができる。

   もし、5万円を給与に加算すると、35万円の給与として税金や社会保険がかかる。

 

違い

個人型(iDeCo) 企業型(DC)
お金を積み立てる人 各個人 企業
最大限度額 12,000円、20,000円、23,000円 27,500円、55,000円

 

 

企業型のほうが最大限度額が大きく、従業員の方が社会保険や税金を支払った後の

給料から積み立てる、個人型よりも多くの金額を掛けることができます!

この制度を導入していることで、会社の魅力もアップするのではないでしょうか( *´艸`)

 

このように、確定拠出型年金をするかしないかで、毎月差ができます。

10年、20年後には、その差は大きくなっているのではないでしょうか( *´艸`)

将来の不安に備え、より良い会社づくりの一歩を踏み出しましょう!