2019年6月24日 3:28 pm

内訳書とは?なぜつくる?

新人社員の成長日記㉔

こんにちは!スタッフの岡治です!

今週は、映画スパイダーマンの新作公開や仮面ライダーの一番くじ販売開始など

個人的に楽しみなことが控えているので、テンションが高いです( *´艸`)

もちろん、仕事はきちんとしています( ..)φ

 

さて、そんな今週は、最近僕がやらせていただいている業務の「内訳書」

について書こうと思います!

 

まず、内訳書とは何かということを簡単に書きます!

 

正式な名前は「指定科目内訳明細書」と言います!

 

確定申告などにおいて、貸借対照表を作成しますよね。

その際、貸借対照表は以下のような表現で書かれるかと思います。

資産の部
現金及び現金同等物 1,000,000

 

「現金及び現金同等物」という項目で金額が記載されているのを見ただけでは、

現金がいくらで、通帳にはいくらある、という中身が分かりません(´・_・`)

これは、ほぼすべての資産負債に共通することです。

 

中身が分からないと、本当に正しく取引が行われているの?と

税務署や銀行に疑われることになります。

なので、法人税の法律で内訳書の提出が義務付けされています!

 

こうして提出される内訳書を見て、税務署や銀行は不正な取引が行われて

いないか、融資しても大丈夫か確認しているそうです(; ・`д・´)

 

先ほど、資産負債のほぼすべてで内訳書が必要、と言いました。

作成する内訳書の中には、

給与や役員報酬に関する内訳書

地代家賃等に関する内訳書

など、一部費用の科目に関するものも存在します!

 

損益計算書に載る科目については全部作成する必要がありません!

 

なぜ給与や家賃に絞られているか、というと、

給与は、支払う側(会社)が、「法定調書」や「給与支払報告書」という書類を

作成し、税務署や市町村に提出しますよね。

これらの書類と、給与や役員報酬に関する内訳書とを見比べて

きちんと支払いがされているか、などのチェックをするためだと考えられます。

 

同じように、家賃の内訳書も、家賃を受け取る側(土地所有者)が

確定申告などの際に記載されている収入金額と見比べて正しく計上されているか

確認するために設けられているものと考えられます。

 

あとの費用や収益がどうでもいい、というわけではありませんが、特に

上記の二つが重要視されているため、内訳書を作る必要があります!

 

まとめ

1.内訳書とは、各科目の内訳を示す大事な書類!

2.内訳書は、税務署や銀行に財務諸表の数値の裏付けとして見せるもの

 

 

僕がこの業務に携わるようになってから、いろいろな疑問が出るように

なってきたので、日々学びながら質の高いサービス提供ができるようにします!