2017年7月30日 7:30 pm

為替手数料0円で海外送金ができる?~使えるフィンテックサービス①~

前回はFinTechの概要をお伝えしました。

 

前回の記事はこちら→ フィンテックって何!?

 

前回でFinTechの簡単なイメージは掴めたと思います。

 

少なく分けても7つの分野から構成されていました。

①決済 ②家計簿 ③投資 ④会計 ⑤融資 ⑥仮想通貨 ⑦セキュリテイ

の7分野です。

今回は、①決済の分野の使えるFinTechサービスをご紹介します。

 

まずは決済です。

飲食店や買い物をする際、みなさんは何で支払われますか?

現金、クレジット、電子マネーなど様々だと思います。

下の図は2015年のデータですが、日本の決済手段の約80%が現金だというものです。

これは驚きです。

 

図1

 

他国に比べると日本の現金決済の比率が高いのがわかります。

ただ今後フィンテックサービスが普及していくと、キャッシュレス化が進んでいくと思われます。

例えば今回ご紹介する「コイニー」という決済サービスを扱う事業者が普及すれば、キャッシュレス化は加速度的に進んでいきます。

では、コイニーのサービス動画を見て見ましょう。

 

 

コイニーの端末さえあればどこでも決済できるので便利ですね。

移動販売などを営む事業者にはもってこいですね。

 

次は、決済の分野の中でも海外送金を取り上げます。

TransferWise(トランスファーワイズ)というサービスです。

通常海外送金をしようと思うと、海外送金手数料と為替手数料がかかるため、

送金額の5%程が手数料で消えてしまします。

しかし、このトランスファーワイズは為替手数料がかかりません

それにより格安で海外送金することができるのです。

ではなぜ為替手数料がかからないのでしょうか。

簡単に仕組みをご紹介します。

下の図をご覧ください。

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例えば、Aさんが日本からアメリカの口座へ1万円を送金したい場合、アメリカから日本へ同じように1万円相当のドル(約100ドル)を送金したいBさんを見つけます。

ここでトランスファーワイズは双方をマッチングさせる役割を担います。

Aさんがトランスファーワイズの口座へ入金した1万円は、Bさんの送金先の口座へ振り込まれ、同様に、Bさんの100ドルはAさんの送金先の口座へ振り込まれるのです。 
つまり、トランスファーワイズは、国外送金を国内送金へ変換するのです。

これにより、為替手数料がゼロになります。

 

かなり革新的なサービスですよね。

一般的な銀行と比較して、最大8倍安いコストで海外送金を実施することができるそうです。

みなさんも海外送金をする際は、是非トランスファーワイズを検討してみてはいかがでしょうか。

 

今回は、決済分野のコイニーとトランスファーワイズをご紹介しました。

 

次回は、家計簿と投資の分野から使えるサービスをご紹介します。

 

引用:http://www.sbbit.jp/article/cont1/32698