COLUMN経営コラム

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【税理士監修】個人事業主さんにおすすめ!3大会計ソフトを比較!

2023.06.01

経理クラウド

「会計ソフトの種類が多くて、何を選んでいいかわからない」という悩みを持っていれば、スマホにも対応している会計ソフトを選びましょう。

今回は、会計・経理のプロである筆者がクラウド会計ソフトについて、メリットやデメリット、スマホ対応のおすすめソフトを解説します。

クラウド会計ソフトには、個人事業主が使うべきメリットが豊富です。ここでは、クラウド会計ソフトのメリットについて、代表すべき次の4つを解説します。

①場所や媒体に左右されない
②まとめて管理ができる
③データ共有が簡単
④最新の機能が常に使える

ちなみに、会計ソフトのできることについてもまとめた記事があります。このメリットとあわせてお読みいただければ、より会計ソフトのイメージが膨らむことでしょう。

場所や媒体に左右されない

クラウド会計ソフトは、ネット環境さえあれば利用できるツールです。そのため、スマホアプリをインストールしていれば、いつでも、どこでも会計・経理の確認ができます。また、アカウント情報をネット上で共有しているため、スマホ・PC・タブレットなどのさまざまな媒体で利用可能です。

②まとめて管理できる

クラウド会計ソフトは、1つのソフトに労務や給与計算などのさまざまな機能を兼ね備えているものがあります。そのため、1つのソフトだけでもまとめてデータを管理でき、管理する手間やコストを省くことが可能です。

データ共有が簡単

クラウド会計ソフトでは、データを共有できる機能が豊富です。例えば、アカウントを共有すれば、実際の画面を一緒に確認できます。また、データを外部ファイルにエクスポートすれば、データの送付も可能です。

最新の機能が常に使える

クラウド会計ソフトは、サブスク制のサービスであるため、常に最新の機能を利用できます。インストール型であるとインストールした時点の機能しか使えないケースがあり、中長期的に見てもコスト面で負担が減ります。

【注意】クラウド会計ソフトの2つのデメリットは?

一方で、クラウド会計ソフトには、その特徴ならではのデメリットも存在します。利用される際には最低限デメリットをおさえておき、利用するようにしましょう。ここからは、クラウド会計ソフトのデメリットについて、次の2つを解説します。

①コストが継続的に必要
②ネット環境が必要

コストが継続的に必要

クラウド会計ソフトは、サブスク制のサービスであるため、月額や年額のコストが定期的に発生します。利用し続ける限りコストが発生してしまいますので、その点は留意する必要があるでしょう。

ネット環境が必要

クラウド会計ソフトは、ネット環境がなければ利用できないツールです。そのため、例えば通信環境の悪い場所で利用しようとしても、利用できない場合があります。スマホアプリでも利用はできるため、通信環境をある程度確保した状態で利用するのがおすすめです。


会計ソフトおすすめ3つの比較!個人事業主ならこれを使おう!【スマホ対応】

最後に、会計・経理のプロの視点から、クラウド会計ソフトのおすすめ3つを紹介します。個人事業主なら必ず利用すべきスマホ対応のものとなっているため、参考にしてください。

①マネーフォワード
②弥生会計
③freee

ちなみに、上記3つの会計ソフトの比較表を次に掲載しておきます。それぞれの特徴をおさえて、自身の状況と照らしてお選びください。また、参考になる別記事もあります。

マネーフォワード 弥生会計 freee
料金 800円/月〜 初年度:0円/年
2年目以降:8,800円/年〜
980円/月〜
特徴 ・プロも満足な機能・操作性
・自動連携・仕訳
・ほかサービスとの連携
・導入のコストが低い
・シンプルなデザイン
・充実したサポート
・直感的な操作
・シェアNo.1の人気
・効率よく会計業務ができる
サービス 自動仕訳
書類作成
電子申告
サポート チャット
メール
電話 ◯(上位プラン) ◯(上位プラン)

マネーフォワード

マネーフォワードは、会計・経理のプロにも使いやすく、万能なクラウド会計ソフトです。とくに機能面が充実しており、銀行・クレジットカードの連携だけで自動的に会計処理が行なえます。

弥生会計

弥生会計の「やよいの青色申告 オンライン」は、サポート面で優れている会計ソフトです。簿記の知識がない初心者でも、簡単に確定申告ができます。また、リーズナブルなコストは、個人事業主のお財布事情にも優しいです。

③freee

freeeは、個人事業主の利用者数No.1を誇る実績豊富な会計ソフトです。操作性では、直感的にできる点で人気があり、またレポート機能にも定評があります。とくに会計・経理のチェックをする時に役立ちます。

この記事のまとめ

今回は、会計・経理のプロである筆者がクラウド会計ソフトについて、メリットやデメリット、スマホ対応のおすすめソフトを解説しました。
この記事の内容をおさらいすると次の通りです

▼クラウド会計ソフトのメリット
①場所や媒体に左右されない
②まとめて管理ができる
③データ共有が簡単
④最新の機能が常に使える

▼クラウド会計ソフトのデメリット
①コストが継続的に必要
②ネット環境が必要

▼スマホ対応の会計ソフトおすすめ3選
①マネーフォワード
②弥生会計
③freee

クラウド会計ソフトは、年々、その利便性が高まっており、会計・経理の中では当然に利用されるようになりました。個人事業主として、事業に集中させるためにも、クラウド会計ソフトの導入は検討すべきでしょう。 ぜひ、みなさんの事業の守りをクラウド会計ソフトで固めてください!

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人末松会計事務所代表社員。税理士。 (株)FLAGSコンサルティング 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している