COLUMN経営コラム

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【法人向け】3大会計ソフトの 料金・使いやすさ・機能を徹底比較!

2022.10.05

経理クラウド

「自社に会計ソフトを導入したいけど、何を選べば…」
このように悩まれる方も多いのではないでしょうか?

法人の会計・経理を管理するためには、みなさんの会社に適した会計ソフトを選ぶ必要があります。

この記事では、法人用3大会計ソフトの料金・使いやすさ・機能について、表も交えながら比較、解説します。最後までお読みいただければ、みなさんの会社にベストな会計ソフトが見つかることでしょう。

ご紹介する会計ソフト(法人向け)は、次の3つです。

  1. マネーフォワード
  2. freee(フリー)
  3. 弥生

3大会計ソフトの料金・使いやすさ・機能を徹底比較

それでは早速、3大ソフトを比較していきましょう。
ここで比較する流れとしては、次の通りです。

  1. マネーフォワードとfreee(フリー)を比較した結果は…
  2. 弥生とマネーフォワードを比較した結果は…
  3. freee(フリー)と弥生を比較した結果は…

ちなみに、比較する要素としては、『料金』・『使いやすさ』・『機能』となっています。それでは確認していきましょう。

マネーフォワードとfreee(フリー)を比較した結果は…

まず、マネーフォワードとfreee(フリー)の比較です。
それぞれを比較した表は、次のようになります。

マネーフォワード freee(フリー)
ソフト名 マネーフォワードクラウド会計 freee会計
料金 2,980円/月 3,980円/月
使いやすさ ・経理のプロでも満足な操作
・連携からの自動入力・仕訳
・会計・経理以外のサービスも連携で一括管理
・専門的な知識は不要
・直感的な操作を実現
・サービスにより効率よく会計・経理ができる
機能 ・基本的な機能はすべてある
・API連携機能が拡充
・マネーフォワード内他サービスとの連携
・税理士のサポート機能あり
・基本的な機能はすべてある
・レシート撮影による管理機能
・freee内の他サービスとの連携
・電話・チャットサポートも対応

両者とも申し分ない操作性・機能を兼ね備えています。
ただし、会計・経理も超えて多くのサービスと連携できるという点で、マネーフォワードがおすすめです。

弥生とマネーフォワードを比較した結果は…

次に、弥生とマネーフォワードの比較です。
それぞれを比較した表は、次のようになります。

弥生 マネーフォワード
ソフト名 弥生会計オンライン マネーフォワードクラウド会計
料金 26,000円/年 2,980円/月
使いやすさ ・割引サービスが豊富でハードルが低い
・シンプルなデザインと感覚的に操作可能
・会計ソフト老舗の圧倒的安定感
・経理のプロでも満足な操作
・連携からの自動入力・仕訳
・会計・経理以外のサービスも連携で一括管理
機能 ・基本的な機能はすべてある
・レポートの自動生成機能
・スマホアプリで管理可能
・様々なサポートを展開
・基本的な機能はすべてある
・API連携機能が拡充
・マネーフォワード内他サービスとの連携
・税理士のサポート機能あり

弥生の魅力は何と言っても「最初の2年は無料」。
しかし、サービス・機能で考えれば、マネーフォワードの方が優れています。マネーフォワードは、法人に必要な会計・経理だけでなく、人事、労務等も管理できるサービスもあるので、一括して操作して管理することが可能です。

freee(フリー)と弥生を比較した結果は…

最後に、freee(フリー)と弥生会計です。
それぞれを比較した表は、次のようになります。

freee(フリー) 弥生会計
ソフト名 freee会計 弥生会計オンライン
料金 3,980円/月 26,000円/年
使いやすさ ・専門的な知識は不要
・直感的な操作を実現
・サービスにより効率よく会計・経理ができる
・割引サービスが豊富でハードルが低い
・シンプルなデザインと感覚的に操作可能
・会計ソフト老舗の圧倒的安定感
機能 ・基本的な機能はすべてある
・レシート撮影による管理機能
・freee内の他サービスとの連携
・電話・チャットサポートも対応
・基本的な機能はすべてある
・レポートの自動生成機能
・スマホアプリで管理可能
・様々なサポートを展開

両者とも、直感的な操作性、シンプルなデザインと言った特徴が似ているソフトです。ここでは会計ソフトの老舗と言える『弥生会計オンライン』に分があると言えるでしょう。

弥生会計には、長い期間で培われた税理士や会計士の広大なネットワークがあり、これが活用できるのはかなりの強みです。

法人だからこそ気をつけたい会計ソフトの機能とは

最後におまけですが、法人だからこそ気をつけたい会計ソフトの機能について、解説します。

1:法人税の申告書作成ソフトとしての機能は?3社を比較!

まず、1つ目は「法人税の申告書作成ソフト」としての機能です。
3大会計ソフトそれぞれの機能は、次のとおりです。

マネーフォワード freee(フリー) 弥生会計
機能の有無
備考 機能の1つとして使用可能 申告freeeで可能 書類作成のみ
機能の1つとして使用可能

弥生会計以外は、法人税の申告書作成機能を「使用できる」と言う結論になります。
弥生会計でも書類の作成は可能でありますが、法人税の申告書作成を前提とするならこの点は考えておきましょう。

2:API連携機能は?こちらも3社を比較!

マネーフォワード freee(フリー) 弥生会計
API連携
提携金融機関数 詳細は公表されていない 1,057(2022年9月30日) 詳細は公表されていない

基本的にAPI連携機能は、すべて対応しています。
ただ、その数はfreeeが多いと言われていますので、選ぶ際のポイントとなりそうですね。

この記事のまとめ

この記事では、法人用3大会計ソフトの料金・使いやすさ・機能について、表も交えながら解説をさせていただきました。

この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

法人用の会計ソフトおすすめは『マネーフォワード』

  1. 料金もリーズナブル
  2. 使い勝手も十分
  3. サービス・機能が様々
  4. 法人税の申告書を作成する機能がある

今や会計ソフトがなければ、法人の会計・経理を管理することは不可能な時代です。会計ソフトは、様々なサービスと繋がり、またサービスそのものも進化しています。
このような時代の流れに取り残されないよう、みなさんの会社に適した会計ソフトを導入することを検討してみてください!

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人末松会計事務所代表社員。税理士。 (株)FLAGSコンサルティング 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している