COLUMN経営コラム

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クラウド会計を使うみなさん必読! 税理士・会計事務所の選び方とは?

2022.08.30

経理クラウド

クラウド会計ソフトの登場により、自社で会計・経理を賄う会社が増えています。
しかしながら、このような時代だからこそ「税理士のサポート」が必要不可欠です。

この記事では、「クラウド会計×税理士」をテーマとし、両者を導入すべき理由や会計事務所の選び方について、解説します。

この記事を最後までお読みいただければ、手間な会計・経理の不満がなくなり、みなさん自身が事業展開に集中することができる方法を選べることでしょう。

新時代の最適解は「クラウド会計×税理士」

会計・経理のこれからの時代の最適解は、「クラウド会計×税理士」です。
ここではその理由について、解説していきましょう。

理由①:会計・経理でわからないことを的確に教えてもらえる

理由の1つ目は、会計・経理でわからないことを的確に税理士に教えてもらえるためです。

確かに、クラウド会計ソフトには、サービスの一環として「チャット」や「相談サポート」といったものがあります。
しかし、これらのサービスは、

・チャットや電話ですぐに解決できないことがある
・使用しているソフトやプランで利用できるサービスが異なる
・個別具体的な内容に答えてくれないこともある

といった弱点も。

個別で担当の税理士がついていれば、これらの問題はすべて解消します。
この点は、会計ソフトの導入段階で考えておくべきポイントでしょう。

理由②:税理士からの個別のコンサルが受けられる

理由の2つ目は、税理士からの個別のコンサルが受けられるためです。

税金の世界は、「知っていないと損することが多い世界」と言えます。
ある種“情報戦”とも言えるのですが、税理士がついていなければ、そのような情報は一切入ってきません。

例えば、税理士のアンテナが高かったり、人脈が豊富だったり、であれば、みなさんにとって会計・経理以上のプラスの恩恵も受けることが可能です。

税金の情報を制することで、みなさんの事業の発展にも影響を与えます。
だからこそ、税理士をつけ、会計・経理を盤石にしていきましょう。

理由③:クラウド会計ソフトの困ったことも聞ける

理由の3つ目は、クラウド会計ソフトの困ったことも税理士に聞けるためです。

会計・経理の世界でも、“DX”が進んでいます。その最たる例が「クラウド会計ソフト」です。今では「クラウド会計ソフトが使える税理士」が標準化しつつあると言えるでしょう。

そのような背景もあり、クラウド会計ソフトの操作や書類の作成方法等、クラウド会計ソフトの困ったことでも税理士に聞くことが可能です。

この点は、みなさんにとっても安心できるポイントではないでしょうか?

クラウド会計に対応した会計事務所の正しい選び方とは?

以上までが「クラウド会計×税理士」が今の時代における最適解である理由でした。
みなさんにも、クラウド会計ソフトと税理士の必要性は、ご理解いただけたのではないでしょうか?

ここからは「クラウド会計に対応した会計事務所の正しい選び方」について、解説します。

選び方①:クラウド会計のことで税務相談ができるか

会計事務所の選び方の1つ目は、「クラウド会計のことで税務相談ができるか」です。

当然のように聞こえるかも知れませんが、「税理士がクラウド会計のことを理解しているかどうか」をちゃんと確認しておく必要があります。

確かに、クラウド会計に対応した税理士が増えているのは事実です。
しかし、まだまだ対応していない税理士も多いのも、これまた事実。
だからこそ、税理士と契約を結ぶ前にしっかりと確認しておきましょう。

クラウド会計のことで税務相談できなければ、本末転倒です。

選び方②:クラウド会計対応の税理士の顧問料は適切か

会計事務所の選び方の2つ目は、「クラウド会計対応の税理士の顧問料は適切か」です。

一般に、税理士の月額顧問料の相場は「2〜3万円」となっています。
ただ、事業規模が大きければ、経営も交えた税務コンサルとなり、月額「10万円」を超えることも稀ではありません。

もちろんこれは、税理士の依頼する内容によっても異なります。

ただ、一方で相場よりも明らかに安い場合には、注意が必要です。
「肝心な会計・経理の対応をしてもらえない」「税務相談の数も少ない」といったことも。

そのため、税理士の顧問料は、事前にちゃんと調べておきましょう。

選び方③:オンラインですべて完結する会計事務所か

会計事務所の選び方の3つ目は、「オンラインですべて完結する会計事務所か」です。

「事業が忙しくて、会計事務所に行く時間がない…」

みなさんも、思い当たることはないでしょうか?
とくに事業がスタートしたばかりや好調な時にできる限り会計・経理で時間を取られたくはありませんよね?
だからこそ、「オンラインで完結できるか」といった視点は大切です。

今では、さまざまなオンラインツールがあります。

ツールを活用すれば、移動やその準備までの余計な時間を節約することが可能です。

だからこそ、「オンラインですべて完結する会計事務所かどうか」を契約前に確認しておきましょう。

この記事のまとめ

この記事では、「クラウド会計×税理士」をテーマとし、両者を導入すべき理由や導入するにあたって会計事務所の選び方について、解説しました。

この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

今の時代は「クラウド会計×税理士」の理由

・会計・経理の基本的なことを聞ける
・個別コンサルを受けられる
・クラウド会計ソフトのことも聞ける

クラウド会計に対応した会計事務所の正しい選び方

・クラウド会計で税務相談ができるか
・税理士の顧問料は適切か
・オンラインですべて完結するか

冒頭でもお伝えの通り、時代は「クラウド会計×税理士」です。
一方で、まだまだ新しい仕組みに対応しきれていない税理士が多いのも現実としてあります。

ただ、みなさんが事業に集中できる環境を整えるためには、会計・経理のあり方も考えていかなければなりません。
この機会に「クラウド×税理士」を検討されてみてはいかがでしょうか?

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。