COLUMN経営コラム

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クラウド会計ソフトは無料でもOK?セキュリティ対策は必要?

2022.09.06

経理クラウド

「会計ソフトを使いたいけど、できれば料金をかけたくない…」
企業経営者、会社の経理担当者、個人事業主やフリーランスの方にとって、
有料の会計ソフトを導入することに、抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「無料の会計ソフト」をテーマに解説をしていきます!

無料で会計ソフトを使うなら、『インストール型』でなく『クラウド型』を選ぶこと

会計ソフトの種類は、大きく分けて下記の3つです。

インストール型

会計ソフトをパソコンにダウンロードすることで、使用できます。
1度購入したら、その後のランニング料金は基本的にかかりません。

クラウド型

パソコンに直接ソフトをインストールするのではなく、オンライン上で会計処理することができます。ネット環境さえあれば、複数のパソコンからのログインが可能です。

ERPシステム

従業員が多く、膨大なデータを処理が必要な大企業向けのシステムです。
その企業にあったシステムをつくる必要があるため、数十万から数百万円の費用がかかります。

以上、3つの種類がありますが、無料で使用できるのは、『クラウド型』です。
インストール型とERP型は初期費用がかかりますが、クラウド型の無料プランを申し込めば、コストをかけずに会計処理をすることができます。

ただ、無料のクラウド会計ソフトを使用することは、いくつかのデメリットがあるということも知っておく必要がありますので、次に解説をしていきます。

クラウド会計を無料で使うことのデメリット・注意点とは?

無料の会計ソフトは、確かに料金はかかりませんが、下記3つのデメリットがあります。

1.会計処理機能に制限がある

閲覧できるデータ、仕訳の出力数に限りがあり、必要な会計処理ができないことがあります。

2.ビジネスサポートがない

有料版の購入をすると、セミナーの参加や税理士の紹介、集客のコンサルティングなどのビジネスサポートを利用できる場合もあります。もちろん、無料であればそういった機会を利用することができません。

3.トライアル期間のみ使用できる

無料で使用できるのは、1週間~1ヶ月ほどであることが多いです。無料トライアル後は、料金がかかってしまいます。あくまでも有料を申し込んでもらうためのお試し期間ですから、期間制限があることは当然でしょう。

上記の通り、無料でできることには限りがあります。

会計ソフトを販売している側も、有料版を購入してほしいと考えていますから、通常会計処理で必要とされる機能は制限されています。

会計処理をラクにしていきたいのであれば、無料版で試してみてから、有料版で運用していくことをおすすめします。

クラウド会計のセキュリティって大丈夫?危険性はない?

インストール型と違い、クラウド型はインターネットにアクセスをして使用するという特徴がありますから、不正ログインや情報漏洩などの危険性を感じてしまいますよね。

しかし、実はその逆。
クラウド型はインストール型よりもセキュリティ対策のレベルが高めることができます。

インストール型の場合は、会計ソフトをパソコンにダウンロードしているため、情報の更新をするたびに自身でデータをバックアップする必要があります。
また、パソコンが故障したり、会計ソフトが破損したりした時に、会計データが取り出せなくなる可能性やデータを復元できなくなる恐れもあります。

一方でクラウド型の場合は、会計ソフト側がセキュリティ対策をしてくれます。

セキュリティについて知り尽くしている人材が社内にいることは稀ですよね。
自社で管理をするよりも、あらゆる危険性を予測できるプロに対策をしてもらったほうが、安全で手間もかかりません。

クラウド会計ソフトを導入するなら、『マネーフォワード』がおすすめ!

会計ソフトを導入したいけど、どれを選んだらいいの?と迷っている人におすすめしたいのが、「マネーフォワードクラウド(MoneyForword)」です。

・仕訳の種類が多く、さまざまな業種に対応
・勘定科目の自動提案機能あり
・MacもWindowsも対応
・銀行口座やカードの取引明細を自動取得できる
・スマホアプリもあるので、スキマ時間に仕訳ができる
・決済、POS、クラウドソーシングとも連携可能

などなど、会計をラクにしてくれる機能が多くあるからです。
無料トライアルで、有料プランの機能を1ヶ月間無料で試すことができます(2022年9月時点)ので、一度試してみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ

以上、今回は「無料の会計ソフト」をテーマに解説をしました。
この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

☑会計ソフトを無料で使うなら、『クラウド型』を選ぶ
☑会計ソフトを無料で使うには制限がありすぎるので、有料版がおすすめ
☑クラウド型のセキュリティは、インストール型よりも危険性が小さい
☑クラウド会計ソフトを導入するなら、マネーフォワードの1択

上記内容を参考に、クラウド会計を導入して、経理業務を円滑に進めていきましょう!

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会計ソフトを導入し、使いこなすためにはさまざまなハードルがありますよね。

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。