COLUMN経営コラム

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【個人事業主向け】青色申告対応ソフト!おすすめランキング&比較表

2022.12.21

経理クラウド

「青色申告はどの会計ソフトで申告すればいいの?」と悩みや不安はありませんか?個人事業主は、事業だけでなく、会計・経理もご自身で行う必要があります。
そのため、会計ソフト選びはご自身の事業と同じくらい大切なことです。

ここでは、個人事業主におすすめの青色申告対応のクラウド会計ソフトについて、解説していきます。

この記事では、個人事業主におすすめのクラウド会計ソフトを

・使いやすさ
・機能性
・サービスの良さ

の3つの観点から、ランキング形式で紹介します。

最後までお読みいただければ、ご自身にベストな会計ソフトがみつかることでしょう。

青色申告対応のクラウド会計ソフトランキング【有料編】

では、まず青色申告に対応した有料のクラウド会計ソフトから紹介します。ここで紹介する会計ソフトは、以下の3つです。

1位:マネーフォワード
2位:弥生
3位:freee

また、それぞれのサービスや特徴を比較表としてまとめています。会計ソフトを検討される際の参考にしてください。

マネーフォワード 弥生 freee
料金

800円/月〜 初年度:0円/年〜
2年目以降:8,800円/年〜
980円/月〜
特徴

・会計・経理のプロも満足な機能
・操作 銀行 クレジットの自動連携
・仕訳 ほかサービスとの連携
・導入ハードルが低い
・シンプルなデザイン
・安定的な操作性と機能性
・専門的な知識不要
・直感的な操作
・効率よく会計・経理ができる
サービス 自動仕訳
書類作成
電子申告
サポート チャット
メール
電話 ◯(上位プラン) ◯(上位プラン)

【1位】マネーフォワード

マネーフォワードの大きな特徴は、会計・経理のプロでも満足して使える操作性・機能性です。機能・サービス・サポートのすべてにおいて、中長期的に事業を支えることができる会計ソフトと言えるでしょう。

【2位】弥生

弥生の特徴は、会計・経理の初心者にもわかりやすい操作性やサポートの豊富さです。青色申告には簿記の知識が必要不可欠ですが、弥生はしっかりとしたサポートがあります。

そのため、開業したばかりの個人事業主におすすめです。

【3位】freee

クラウド会計ソフトのシェアNo.1を占めているfreee。初心者に扱いやすい操作性はもちろんのこと、レポート機能にも長けているため、会計・経理の分析にも活用できます。

青色申告対応のクラウド会計ソフトランキング【無料・トライアル編】

次に、青色申告に対応した無料・トライアル有りのクラウド会計ソフトを紹介します。ここで紹介する会計ソフトは、以下の3つです。

1位:マネーフォワード
2位:弥生
3位:円簿会計

こちらもそれぞれのサービスや特徴を比較表としてまとめています。

マネーフォワード 弥生 freee
無料・トライアル期間

初月 初年度 無期限
特徴

・会計・経理のプロも満足な機能
・操作 銀行 クレジットの自動連携
・仕訳 ほかサービスとの連携
・導入ハードルが低い
・シンプルなデザイン
・安定的な操作性と機能性
・・無料とは思えない機能・サービス
・会計ソフト移行もバックアップ
・セキュリティも万全
サービス 自動仕訳
書類作成
電子申告
サポート チャット
メール
電話 ◯(プランによる)

【1位】マネーフォワード

マネーフォワードのトライアル期間は、最初の1ヶ月間です。トライアル期間中は、有料プランで使えるすべての機能が活用できます。(2022年12月現在)

そのため、トライアル期間中に操作や機能、サポートの有無などを十分に確認しましょう。

【2位】弥生

弥生は、トライアル期間が1年間となっています。そのため、初年度の確定申告はすべて弥生で完結できます。

確定申告までの操作や機能、すべてを把握しておきたい方にはおすすめと言えるでしょう。

【3位】円簿会計

円簿会計は、すべての機能が無料(無期限)の会計ソフトです。青色申告に必要な機能は最低限備わっています。ただ、有料の会計ソフトと比べ、サービス・サポートが有料ほど充実していない点は注意しましょう。

青色申告対応のクラウド会計ソフト選びの3つのポイントとは?

最後に、クラウド会計ソフト選びの3つポイントを解説します。1つ1つしっかりと確認していきましょう。

①どのようなサービス・サポートが受けられるか

会計ソフト選びでサービス・サポートは最も大切なことでしょう。

・他のサービスと連携しているか?
・自動仕訳に対応している銀行・クレジットカードはどれくらいあるか?
・わからないことがあってもすぐに確認できるか?

みなさんの状況や事業の将来性も含めて、この点はチェックしておきましょう。

②コストはどれくらいかかるか

会計ソフト選びでコストも大切な要素です。

これまでに紹介したように会計ソフトには、無料・トライアル版があります。
ただ、青色申告に対応していなかったり、機能が制限されていたりする場合が多く、安いからといって良い訳ではありません。

そのため、みなさんの事業予算も含め、会計ソフトを選ぶ必要があります。

③中長期的にも活用できるソフトか

ご自身の事業の将来性も会計ソフト選びには欠かせません。

会計ソフトの機能やサービス、サポートは、事業規模ごとに適切なものが異なります。
そのため、「今後、事業がどのように展開していくか」も踏まえ、会計ソフトを選ぶ必要があります。

事業の将来性も見据え、中長期的に活用できる会計ソフトを選びましょう。

インストール型よりもクラウド型がおすすめ

インストール型よりも、クラウド型の会計ソフトがおすすめです。その理由は、以下の5つです。

❶インストール型はスマホやアプリで利用できないから
❷パソコンにソフトをインストールする必要がなく、複数のPCからログインができるから
❸インストール型は取引記録を手動でしなければならないから
❹インストール型はアップデートが有料になってしまうから
❺1つの PCが壊れても、クラウド保存であればデータが残っているから。(他のPCからデータを見ることができるから)

クラウド型のほうが、インストール型よりも便利です。これから青色申告ソフトを導入するという方は、クラウド型のものを選択しましょう。

この記事のまとめ

この記事では、個人事業主におすすめの青色申告対応のクラウド会計ソフトについて、解説しました。

▼青色申告に対応した個人事業主におすすめのクラウド会計ソフト
1位:マネーフォワード
2位:弥生会計
3位:freee

▼青色申告に対応した会計ソフト選びのポイント
サービス・サポートの内容
コスト
事業の将来性

▼インストール型よりもクラウド型がおすすめ

青色申告で行えば、所得税の特別な控除が得られ、税金の負担を減らせられます。個人事業主の会計ソフト選びは、事業と同じくらい大切なことです。

会計ソフトを導入していなければ、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。
このランキング記事を参考に、みなさんのベストな会計ソフトをみつけてください。

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。