COLUMN経営コラム

COLUMN経営コラム

クラウド会計ソフトの使い方とは?請求書や確定申告の作成方法を解説

2023.05.18

経理クラウド

「クラウド会計ソフトの使い方がわからなくて、導入できていない」という悩みはありませんか?クラウド会計ソフトは、導入するだけでも請求書や確定申告書の作成が簡単にできるようになります。今回は、クラウド会計ソフトの使い方について、請求書や確定申告書の作成方法を解説します。

まず、クラウド会計ソフトで行う請求書の作成方法について、解説しましょう。ここで解説する流れは、以下の5つのステップです。

①クラウド会計ソフトにログイン
②請求書作成用のページに移る
③必要項目を入力する
④請求書の発行方法を選択する
⑤相手へ送付する

クラウド会計ソフトでは、請求書作成は基本的な機能として備わっており、テンプレートが用意されているものが多いです。この機能を使えば、請求書作成は簡単に行なえます。ここで解説する流れを1つ1つ確認しましょう。


クラウド会計ソフトにログイン

まず、クラウド会計ソフトへログインをします。請求書の作成は、ウェブ・アプリのどちらでも行なえますので、使いやすいものでログインするようにしましょう。ちなみに、ログイン状態を保存しておけば、次回のログインが簡単にできます。

請求書作成用のページに移る

クラウド会計ソフトにログインできれば、請求書作成用のページに移ります。ログイン後のメニューページなどですぐに見つけられます。クラウド会計ソフトによって、ページの移り方は異なるため、それぞれ確認しましょう。


必要項目を入力する

請求書作成ページに移れば、作成作業に入ります。請求書を作成するのに必要な項目を入力しましょう。基本的には、以下の項目を入力しなければなりません。

①請求先の氏名・法人名 ②請求者の氏名・法人名
③請求書作成日
④支払期日
⑤取引内容
⑥請求金額
⑦振込先

上記は最低限必要な項目となるため、必ず入力後に誤りがないか確認しましょう。

請求書の発行方法を選択する

クラウド会計ソフトには、請求書の発行方法が選択できます。データファイル形式を請求先に確認した上で、指定のファイル形式で発行しましょう。

相手へ送付する

請求書が作成できれば、相手へ送付します。クラウド会計ソフトには、ソフト内にメールの送付機能が備わっているものもありますので、任意の方法で送付しましょう。


クラウド会計ソフトで確定申告書の作成方法とは?【4ステップ】

クラウド会計ソフトは、日々の経費入力をしておけば、自動で確定申告書が作成できます。ここでは、クラウド会計ソフトで行う確定申告書の作成方法について、以下の4ステップです。

①クラウド会計ソフトにログイン
②必要項目の確認をする
③確定申告書を作成する
④任意の方法で提出する

①クラウド会計ソフトにログイン

まず、クラウド会計ソフトにログインします。請求書の作成と同様で、クラウド会計ソフトのメニューページに確定申告書の作成ページがあり、そこに移る必要があります。


必要項目の確認をする

確定申告書の作成ページに移れば、早速、確定申告書に必要な項目を確認していきます。基本的にクラウド会計ソフトは、経費などの入力が自動で行われることが多いため、確認するだけで問題ありません。修正が必要な場合には、それぞれの項目を修正し、正しい内容に変えていきます。


確定申告書を作成する

確定申告書に必要な項目が確認できれば、確定申告書を作成します。基本的に電子申告で対応することが多く、また提出方法によってはクラウド会計ソフトが自動的に提出します。そのため、ダウンロードや印刷が必要な提出方法の場合に限り、確定申告書をダウンロードして使用しましょう。


任意の方法で提出する

クラウド会計ソフトは、アプリやウェブ、郵送などのさまざまな提出方法に対応しています。そのため、任意の方法を選択して、それぞれの案内にしたがって提出しましょう。


クラウド会計ソフトは高い?料金表も掲載!

では、最後に、クラウド会計ソフトの気になる料金について、解説します。

【結論】クラウド会計ソフトはコスパが良い

結論からいえば、クラウド会計ソフトは料金が安く、またサービス・サポートを考えればコスパが良いツールといえるでしょう。

次に紹介しますが、クラウド会計ソフトは月額制で利用できるソフトが多く、月々1,000円未満で利用できます。リーズナブルかつ、十分な性能が備わっているため、コスパが非常に高いツールといえます。

【最新】3大クラウド会計ソフトの料金表

3大クラウド会計ソフトといわれる「マネーフォワード」「弥生会計」「freee」の料金について、以下の表にまとめました。

マネーフォワード 弥生会計 freee
料金 800〜4,980円/月 初年度:0円/年
2年目以降:8,800円/年
980〜3,316円/月

どのクラウド会計ソフトもリーズナブルとなっており、使い勝手や機能でソフトを選ぶ必要があります。別記事にそれぞれのソフトの特徴をまとめていますので、ご参考にしてください。

この記事のまとめ

今回は、クラウド会計ソフトの使い方について、請求書や確定申告書の作成方法を解説しました。この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

■クラウド会計ソフトを使えば、請求書も確定申告書も手軽に作成できる
■クラウド会計ソフトの料金は、リーズナブルでコスパが良い

クラウド会計ソフトは、料金以上に多くのメリットをもたらす便利なツールです。導入するだけでも会計・税務周りが効率化でき、またみなさん自身が事業に専念できる環境が整えられます。ぜひ、クラウド会計ソフトを導入した上で、会計周りに必要な手間をなくしていきましょう。

『末松会計グループ』が“クラウド会計導入”をサポートします!

クラウド会計を導入したい!けど…
「導入方法が全く分からない」、「上手く効率化できるか不安」、「今の税理士が対応してくれない」などなど。
会計ソフトを導入し、使いこなすためにはさまざまなハードルがありますよね。

マネーフォワードプラチナ公認メンバーの『末松会計グループ』はクラウド会計導入支援実績100件超!
クラウド会計未経験の方でも安心してお任せ頂けます。お気軽にお問い合わせください!

> 『末松会計グループ』のクラウド会計導入(公式ページ)

アバター画像

この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。