COLUMN経営コラム

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クラウド会計の使い方ってどう学ぶ?本&セミナーの活用方法を解説!

2022.06.26

経理クラウド

会計業務をオンライン上で簡単に管理できるものとして、『クラウド会計』が注目されています。クラウド会計は従来の会計ソフトとは異なり、インストールする必要がないため、いつでもどこでも会計処理が可能です。

しかし!クラウド会計を導入しても、使いこなせないと業務の効率化が図れなかったり、効率が悪くなったりしてしまう恐れもあります。

そこで今回は、クラウド会計のユーザー数や使い方の調べ方について解説します。
この記事を参考にすることで、クラウド会計をスムーズに使いこなせるようになるでしょう。

クラウド会計の現在のユーザー数は?

クラウド会計の現在のユーザー数は、個人事業主の中でも約34%のシェアを誇っており弥生会計やマネーフォワード、freeeの3社がほとんどの割合を占めています。
クラウド会計を利用すれば、日々の会計業務の効率化が図れたり確定申告の手間が減ったりするため、1人で様々な業務をこなさなければならない個人事業主にとってはメリットが大きいです。

ただ、現在では約57%の個人事業主がオフラインで会計業務を行っているため、今後オンライン化が進めば、クラウド会計のユーザー数はさらに増えると予測できるでしょう。

クラウド会計の使い方を学べる!おすすめの方法3選

クラウド会計の利用を始めても使い方が分からなければ効果的に使いこなすことはできません。クラウド会計の使い方を調べるためのおすすめの方法は下記の3つです。

  • クラウド会計の公式ホームページで確認する
  • amazonで人気の本を参考にする
  • クラウド会計の使い方セミナーに参加する

どの方法を選択してもほとんど費用はかかりません。
それぞれメリットとデメリットがあるため、どの方法が自分自身に合っているかを確認してから調べましょう。

クラウド会計の公式ホームページで確認する

クラウド会計の使い方を調べる上で最も一般的な方法は、クラウド会計のホームページで確認する方法です。各クラウド会計のホームページでは、使い方だけでなく利用者が感じた疑問に対する回答も記載されているため、不明点があっても解決しやすいでしょう。

しかし、公式ホームページに記載されている内容だけだと物足りなく感じたり、自分自身が疑問に思ったことに対する回答がなかったりします。

そのため、クラウド会計の公式ホームページから使い方を確認するのは基本的な操作方法や疑問点を確認するのがおすすめです。

amazonで人気のクラウド会計本を読む

amazonで人気の本を参考にしてクラウド会計の使い方を覚えるのもおすすめです。
amazonにはクラウド会計に関する本が多く存在しているため、自分自身に合いそうな本を選べるだけでなく、過去の売れ行きから人気の本も確認できるでしょう。

さらに、amazonで人気の本を参考にするメリットとして、基本的な操作方法以外にもメリットの大きい情報を得られることも挙げられます。

クラウド会計では、効率的に機能を使いこなせるかどうかが業務の効率化にも影響するため、基本的な操作方法以外にも知りたいと考えている方は参考にしてみましょう。

クラウド会計セミナーに参加して、使い方を教わる

各クラウド会計が運営している使い方セミナーに参加するのも、クラウド会計の使い方を理解する方法の1つです。
クラウド会計の使い方セミナーをいつ開催しているかはクラウド会計の会社によって異なります。

ただ、確定申告の時期にはクラウド会計のセミナーを開催していることが多いため、気になる方は調べてみましょう。

また、セミナーに参加する大きなメリットは質問できることです。

公式ホームページでも質問は可能ですが、質問に対する回答に時間がかかる場合もあり、すぐに解決したい場合には向いていません。
セミナーで質問すればすぐに回答が得られるため、気になる方は1度参加してみましょう。

クラウド会計で有名なfreeeのセミナーはある?

クラウド会計の中でも有名なfreeeでは、クラウド会計ソフトの使い方だけでなく会計に関する内容のセミナーも開催しています。クラウド会計の使い方に関するセミナーは定期的に開催しているため、現在開催中のセミナーに間に合わなかった人も次回のセミナーを確認しておきましょう。

  • クラウド会計の公式ホームページで確認する
  • amazonで人気の本を参考にする
  • クラウド会計の使い方セミナーに参加する

また、freeeのセミナーはオンラインでのセミナーが多いため、遠方からでも参加可能です。場所に限らず気軽に参加でき、参加費も無料のものが多いため積極的に活用することをおすすめします。

この記事のまとめ

今回は、クラウド会計のユーザー数や使い方の調べ方について解説しました。クラウド会計を導入して効率的に会計業務を進めることができれば、大幅な効率化に繋がります。

しかし、使い方を学ばずにクラウド会計を使用していても、ほとんど効率化ができない恐れもあるため、正しい使い方を学ぶことは非常に重要です。
クラウド会計の利用を検討している方は、今回解説した内容をもとにして正しい使い方を学びましょう。

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人末松会計事務所代表社員。税理士。 (株)FLAGSコンサルティング 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している