COLUMN経営コラム

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会計ソフトができること&5つの機能を解説!どんなメリットがある?

2022.12.09

経理クラウド

みなさんはクラウド会計ソフトを導入していますか?

「会計や経理をもっと効率的に進めたい」
「電子申告に対応していきたい」
「帳簿の作成をもっと楽にしたい」
という会計処理をスムーズにしたいみなさんに向けて!

今回は『クラウド会計ソフトのできること』について、メリットとデメリットを交えて解説します。

この記事を読むことで、みなさんの会社でクラウド会計ソフトを導入するイメージをお持ちいただけることでしょう。

クラウド会計ソフトでできる!5つの機能とは?

では、さっそく『クラウド会計ソフトのできること』について、解説します。クラウド会計ソフトのできることは、次の5つです。

  1. 自動的なデータ入力
  2. 書類の作成
  3. データの一括管理
  4. 進捗状況の確認
  5. 電子申告

それぞれ確認していきましょう。

1.自動的にデータを入力できる

クラウド会計ソフトでは、api連携機能を活用してデータを自動的に入力・仕訳ができます。

クラウド会計ソフトでは、みなさんのクレジットカードや銀行データの自動反映が可能です。そのため、会計・経理担当者が手動で入力していた作業が不要となり、簡単に帳簿作成ができます。

このことから、クラウド会計ソフトを導入すれば、会計・経理の手間をなくせること間違いありません。

ちなみに、api連携機能や自動仕訳については、 別記事で解説しています。あわせてお読みください。

2.書類の作成が簡単にできる

クラウド会計ソフトには、請求書や納品書などの書類を作成できる機能も備わっています。

とくに取引先のデータを登録でき、取引ごとに書類を作成していた手間を省くことが可能です。
また、あらかじめデータ登録しておくことで、書類作成の誤りを未然に防げられます。

これで、正しい入力がされた帳簿を作成しやすいですよね。会社経営の上でリスクを減らせる意味でも、クラウド会計ソフトが大きな意味を持っています。

3.データをまとめて管理できる

クラウド会計ソフトでは、登録しているアカウント内であれば、さまざまなデータをまとめて管理できます。

事業内容や仕訳、取引先や取引内容、クレジットや銀行など。事業を運営する上で必要不可欠なデータをまとめて管理し、必要に応じて取り出すこともできます。

今までは紙で管理されていたものが、クラウド会計ソフトのデータでまとめて管理できるため、探すのも、整理するのも、簡単になることでしょう。

4.進捗状況を常に確認できる

クラウド会計ソフトでは、会計や経理の進捗状況を見える化でき、常に確認可能です。

そのため、会計や経理業務の中で管理を失念し、発生するトラブルを未然に防げます。また、見える化によって、会計・経理のチェック機能を強化することも可能でしょう。

会計・経理のトラブルは、会社全体の大きなリスクです。クラウド会計ソフトでこのトラブルを未然に防げ、より適正な会計・経理が可能となります。

5.電子申告が簡単にできる

クラウド会計ソフトでは、電子申告が簡単にできます。

最近では、さまざまな税金の申告が電子化していますが、クラウド会計ソフトは電子化に対応しています。クラウド会計ソフトで仕訳を行っていれば、特殊な操作も不要です。

電子申告のために多くの準備を行っていた手間も、クラウド会計ソフトでなくすことも可能でしょう。

クラウド会計ソフトのメリット・デメリットとは?

【メリット】時間と費用を抑えることができる

まず、クラウド会計ソフトの大きなメリットとして、会計・経理の時間と費用を抑えることができる点が挙げられます。

会計・経理といえば、ミスが許されるものではありません。帳簿作成するための入力を最初から最後までチェックしたりなど、時間や費用をかけている会社が多いのではないでしょうか。

クラウド会計ソフトでは、このような時間や費用(人件費)を抑えられます。

導入するだけでも大きな効果が期待できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

ほかにもメリットとして、

  • 場所や媒体に左右されない
  • データでまとめて管理できる
  • 税理士や会計士とのデータ共有が簡単
  • 常に最新の機能が使える

というメリットもあります。

【デメリット】セキュリティの問題が常にある

一方、セキュリティの問題が常にあることが大きなデメリットです。

会計・経理の担当者が同じアカウントに何度も接続することになりますが、パスワードの漏洩リスクが常にあることになります。会社内でルール化すれば、防ぐことも可能ですが、この点はおさえておきましょう。

ほかにもデメリットとして、

  • 費用が継続的に必要
  • インターネットにアクセスできる環境が必要

というデメリットもあります。

『クラウド会計』×『フィンテック』でクラウド会計が普通の時代に!?

このようにクラウド会計ソフトは、日進月歩の勢いで進化を続けています。「フィンテック」という言葉を知っていますか?
フィンテックとは、Finance(金融)とTechnology(技術)の融合でできた言葉です。
それぞれの文字を取って、金融と技術が合わさった事柄をフィンテックと呼びます。

フィンテックという言葉が生まれ、それが拡大していくことは、会計・経理の分野も影響があるといえるでしょう。

クラウド会計の進化にともない、より一層利便性や機能性が増し、みなさんの会計・経理に大きなメリットをもたらします。そのため、時代の波に乗る意味でも、クラウド会計の導入は、今後、必須といえるでしょう。

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では、クラウド会計ソフトのできることについて、メリットとデメリットを交えて解説しました。

この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

▼クラウド会計ソフトのできること

自動的なデータ入力
書類の作成
データの一括管理
進捗状況の確認
電子申告

▼クラウド会計ソフトの最も大きなメリット・デメリット

メリット:時間や費用を抑えられる
デメリット:セキュリティの問題が常にある

『フィンテック』という言葉が流行し始めているように、クラウド会計ソフトの利便性や機能性はもっともっと増えることでしょう。

「ITや機械に弱くて…」「まだ大丈夫」と思っていると、どんどん時代の波に置いていかれるかもしれません。ぜひ、クラウド会計ソフトを導入いただき、みなさんがご自身の事業に集中するための環境を整えていきましょう!

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人末松会計事務所代表社員。税理士。 (株)FLAGSコンサルティング 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している