COLUMN経営コラム

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【個人事業主】おすすめのクラウド会計ソフト3選!料金や特徴を比較!

2023.07.17

経理クラウド

個人事業主には確定申告をするための「クラウド会計ソフト」が必要です。ただ、会計ソフトにはさまざまな特徴や機能があり、また事業内容や目的に応じて選ぶべき会計ソフトが異なります。

そこで今回は、個人事業主向けにクラウド会計ソフトのおすすめについて、特徴や料金の比較、またよくある質問をまとめました。

クラウド会計ソフトを選ぶ際に気にしたいポイントとは?

個人事業主は、事業内容や目的に応じて選ぶべき会計ソフトが異なり、選ぶ際には気にしておきたいポイントがあります。ここでは、クラウド会計ソフトを選ぶ際に気にしたいポイントについて、次の3つを解説します。

①会計ソフトの機能やサービス・サポート
②会計ソフトに必要な費用
③税理士・会計士からの人気

①会計ソフトの機能やサービス・サポート

会計ソフトごとに利用できる機能やサービス・サポートが異なるため、選ぶ際にはご自身の事業内容や利用したい機能などを整理しておく必要があります。例えば、銀行やクレジットカードの連携機能が利用できれば、帳場入力の手間が削減可能です。同じクラウド会計ソフトでもプランによって、利用できる内容が異なるため、あわせて注意が必要です。

②会計ソフトに必要な費用

機能やサービス・サポートが充実していても、事業予算にあわない会計ソフトを使用してしなうと、事業運営の圧迫にもつながります。クラウド会計ソフトの中には、費用がかからないものもあるため、予算との兼ね合いで決める必要があります。

③税理士・会計士からの人気

事業展開をしていくと、税理士や会計士に会計・税務周りを依頼するケースがあります。その際に、税理士・会計士から人気のある会計ソフトを利用していれば、共有する手間や依頼する際の手間などを減らせられます。事業の将来性も加味して、クラウド会計ソフトを選びましょう。

クラウド会計ソフトおすすめ3選!特徴や料金の比較も

個人事業主がクラウド会計ソフトを導入する際には、複数の会計ソフトの特徴や料金を比較するのがおすすめです。ここでは、代表的なクラウド会計ソフト3選を紹介します。

①マネーフォワード
②freee
③弥生

なお、それぞれの特徴と料金をまとめた比較表をまとめています。それぞれの特徴をおさえて、ご自身のベストをお選びください。

マネーフォワード 弥生 freee
料金 800円/月〜 初年度:0円/年〜
2年目以降:8,800円/年〜
980円/月〜
特徴 ・プロの税理士・会計士からの人気No.1
・自動連携・仕訳が便利
・帳簿管理が簡単
・期間限定でコストがかからない
・わかりやすいデザイン
・操作性が安定している
・会計・税務の知識不要
・直感的な操作
・効率よく会計・経理ができる
サービス 自動仕訳
書類作成
電子申告
サポート チャット
メール
電話 ◯(上位プラン) ◯(上位プラン)

また、別記事で青色申告ができる会計ソフトを比較した記事も用意しています。

マネーフォワード

税理士・会計士からの人気が厚い会計ソフトが「マネーフォワード クラウド」です。マネーフォワードは、プロでも満足できる機能やサービスだけでなく、サポートも充実しています。また、会計ソフトの費用もリーズナブルで個人事業主には欠かせないソフトの1つです。

freee

個人事業主のシェアNo.1の会計ソフトが「freee会計」です。シンプルなデザインで直感的に帳簿管理ができ、会計・税務の知識が一切不要な点が魅力的です。レポート機能も優れており、客観的なデータ分析に適しています。

弥生

費用面で絶大な人気を誇るのが「弥生会計 オンライン」です。会計に慣れていない方でもすぐに扱える操作性だけでなく、スタートアップ間もない方であれば無料で利用できます。

クラウド会計ソフトのよくある質問【初心者必見】

クラウド会計ソフトを導入する際によくある質問を知っておけば、会計ソフト導入時のトラブルを未然に防げます。そのため、最後にクラウド会計ソフトのよくある質問を3つ確認しましょう。

①MacやWindowsの対応有無は?
②会計ソフトでMac対応の無料はある?
③インストール型との違いは?

①MacやWindowsの対応有無は?

クラウド会計ソフトは、インターネット環境さえ整っていれば、MacやWindowsを問わず利用可能です。上記で紹介した3つの会計ソフトであれば、どのPCでも対応しているためおすすめです。

②会計ソフトでMac対応の無料はある?

例えば、「弥生会計 オンライン」のようなクラウド会計ソフトを利用すれば、Mac対応でかつ無料で利用できます。ただ、無料であるため一部の利用制限があるものも多いため、会計ソフトを検討の際には注意が必要です。

③インストール型との違いは?

クラウド型の会計ソフトとインストール型の会計ソフトの違いは、次の3つが挙げられます。

①費用(インストール型の方が高い)
②インターネット環境(インストール型は環境不要)
③変化への対応(インストール型は変化に弱い)

総体的なメリットを考えれば、クラウド会計ソフトがおすすめです。

この記事のまとめ

今回は、個人事業主向けにクラウド会計ソフトのおすすめについて、特徴や料金の比較、またよくある質問をまとめました。
この記事の内容をおさらいすると次の通りです 。

▼クラウド会計ソフトを選ぶ際に気にしたいポイント
①会計ソフトの機能やサービス・サポート
②会計ソフトに必要な費用
③税理士・会計士からの人気

▼クラウド会計ソフトおすすめ3選
①マネーフォワード
②freee
③弥生

なお、比較した上ではマネーフォワードが最もおすすめ

▼クラウド会計ソフトおすすめ3選
①クラウド会計ソフトはMacやWindowsどちらも対応
②会計ソフトの中にはMac対応で無料のソフトはある
③インストール型との違いを踏まえて、クラウド型がおすすめ

個人事業主の働き方が注目される昨今において、会計や税務周りで会計ソフトが欠かせないツールです。「事業の守り」ともいえるため、スタートアップされて間もない方こそ、今すぐにクラウド会計ソフトの導入を検討しましょう。導入の際にはプロである税理士や会計士に相談するのもおすすめです。

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。