COLUMN経営コラム

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法人税のおすすめ申告書ソフト3選!料金や特徴をまるっと比較!

2023.07.17

経理クラウド

法人税の申告に苦戦している経営者や経理担当の方は多いのではないでしょうか?そのような悩みがあれば、法人税の申告書作成に対応したクラウド会計ソフトがおすすめです。

今回は、法人税の申告書作成ソフトのおすすめについて、特徴や料金の比較表も交えて解説します。

法人税の申告書作成ソフトを選ぶ際のポイントとは?

法人税の申告書作成ソフトは、みなさんの会社の状況とソフトの機能やサービス・サポートがマッチしているものを選ぶ必要があります。ここでは、法人税の申告書作成ソフトを選ぶ際のポイントについて、次の5つを解説します。

①使いやすいか
②サポート・サービスが充実しているか
③セキュリティは大丈夫か
④事業の規模に見合っているか
⑤税務事情に対応しているか

①使いやすいか

今では、さまざまなソフトがありますが、その操作性や使いやすさはソフトによって大きく異なります。例えば、会計・経理の知識がなければ使えないソフトもあれば、一方で全く知識を必要としない初心者用のソフトもあります。みなさんや経理担当者の知識やスキルに応じて、ソフトを選びましょう。

②サポート・サービスが充実しているか

法人税の申告書ソフトは、提供しているソフトごとにサポートやサービスが異なります。例えば、労務や給与計算のサービスと連携できるものもあれば、会計のプロがフルサポートしてもらえるサービスがあります。そのため、会社に必要なソフトのサポート・サービスを整理した上で、必要なソフトを選びましょう。

③セキュリティは大丈夫か

法人の会計・経理情報は、外部に漏れれば経営にも大きなダメージを与えます。とくにクラウドのソフトの場合、対策をしておかなければウイルスやハッキングの被害を受ける可能性があります。シェアの高い会計ソフトであれば、セキュリティ面も安心であるため、そのようなソフトから選びましょう。

④事業の規模に見合っているか

事業規模によって、会計ソフトに必要な機能やサービス・サポートが異なるため、ソフト選びの際には注意が必要です。また、必要なコストも異なるため、確認しておきましょう。導入時には、年商や従業員数なども含めてプロに相談するのがおすすめです。

⑤税務事情に対応しているか

近年の税務事情は目まぐるしい変化を遂げており、選ぶべき会計ソフトはそのような変化にも付いていけるものを選ぶ必要があります。クラウド会計ソフトであれば、税務事情が変わるたびにシステムのアップデートを行われます。そのため、インターネット環境さえあれば、常に最新のシステムを利用できるためおすすめです。

マネーフォワード・freee・弥生の法人税・クラウド対応の会計ソフトを紹介【比較表付き】

法人税の申告には、利用されているシェア割合の高いマネーフォワード・freee・弥生のソフトを利用するのがおすすめです。ここでは、それぞれのソフトの特徴と料金について、紹介します。

①マネーフォワード
②freee
③弥生

なお、それぞれの特徴と料金をまとめた比較表を以下に掲載します。導入を検討の際にお役立てください!

マネーフォワード freee(フリー) 弥生
ソフト名 マネーフォワードクラウド会計 freee会計 弥生会計オンライン
料金 2,980円/月 3,980円/月 26,000円/年
使いやすさ ・経理のプロでも満足
・自動入力・仕訳
・会計・経理以外も一括管理
・専門的な知識は不要
・直感的な操作性
・会計・経理の効率化サポート
・割引サービスが豊富
・シンプルなデザイン
・感覚的に操作可能
・安定感
機能 ・申告・会計に必要なすべての機能あり
・API連携機能の幅が広い
・ほかサービスとの連携
・税理士のサポート機能あり
・申告・会計に必要なすべての機能あり
・撮影による管理機能
・ほかサービスとの連携
・電話・チャットサポート
・申告・会計に必要なすべての機能あり
・レポート自動生成
・スマホアプリでの管理
・ほかサポートを展開

また、別記事で法人向けのソフト(マネーフォワード・freee・弥生)を別の視点で比較した記事もあります。この記事とあわせて参考にしてください!

マネーフォワード

マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド」は、リーズナブルな価格に対して機能が充実しているソフトです。税理士や会計士のプロからも高い評価を獲得しており、法人の分野においても人気があります。

面倒な入力作業などを自動化できるため、まずはおすすめしたいソフトといえるでしょう。

freee

専門的な知識が不要で誰でも利用できるソフトが「freee会計」です。社内業務の効率化を重視した機能が揃っており、プランを変えればさまざまなレポートもすぐに作成可能です。

会計の初心者でも扱えるため、汎用性が高い点が魅力的です。

弥生

弥生が提供する「弥生会計 オンライン」は、大幅なコストダウンを図るのに適した会計ソフトです。スタートアップしたばかりの起業であれば、最大2年間は無料で利用できます。

最低限の機能はすべて利用できるため、お試しに使ってみたい方におすすめです。

【おすすめ】税理士とクラウド会計ソフトで法人税の申告対策を!

もし、法人税の申告書作成や会計業務のために、会計ソフトの導入を検討していれば税理士とセットで活用するのがおすすめです。

会計ソフトは、会計や税務にかかる業務の一部をサポートするためのものです。そのため、あくまでもみなさんや経理担当者が入力する手間が必要で、時に事業運営の妨げになることもあり得るでしょう。

一方で、税理士を活用すれば、すべての会計・税務周りの対応は税理士が対応してくれます。煩雑な作業や管理などをすべて任せられ、みなさんは事業運営に集中することが可能です。

このような点から、税理士とクラウド会計ソフトで法人税の申告対策をするのがおすすめです。

この記事のまとめ

今回は、法人税の申告書作成ソフトのおすすめについて、特徴や料金の比較表も交えて解説しました。
この記事の内容をおさらいすると次の通りです。

▼法人税の申告書作成ソフトを選ぶ際のポイント
①使いやすいか
②サポート・サービスが充実しているか
③セキュリティは大丈夫か
④事業の規模に見合っているか
⑤税務事情に対応しているか

▼法人税を申告する際のクラウド会計ソフトは以下がおすすめ
①マネーフォワード
②freee
③弥生

なお、比較した上ではマネーフォワードが最もおすすめ
税理士とクラウド会計ソフトで法人税の申告対策を!

法人税の申告も電子化となりましたが、今後もこのような変化は繰り返されることが予想されます。専門的な知識や情報が求められるため、税理士と会計ソフトの活用がおすすめです。
みなさんが事業により一層集中できるようにするためにも、ぜひ、税理士とクラウド会計ソフトの活用を検討してください!

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この記事の執筆者

末松和真

税理士法人FLAGS代表社員。税理士。 (株)FLAGSホールディングス 代表取締役 税理士として税務・会計はもちろんの事、経営支援・クラウド会計支援・融資実行・補助金に強く、幅広い知識とサービスで企業の成長を支援している。