COLUMN経営コラム

COLUMN経営コラム

クラウド会計の料金比較|おすすめソフトのプランとコストを徹底解説
投稿日:2021.11.12
更新日:2025.02.25
経理クラウド

ビジネスの世界では、クラウド会計導入の動きがドンドン進んでいます。企業の経営者や個人事業主にとってもクラウド会計はメリットも多く、利用価値を感じることでしょう。
ただ、クラウド会計導入にあたって気になるのが料金です。料金体系、各クラウド会計ソフトの料金、無料ソフトがあるのかなど、確認したい事項もあるはずです。
そこで今回は、クラウド会計の料金について徹底解説します。ぜひ参考にしていただき、クラウド会計を効率よく利用してもらえればと思います。
この記事は各分野のプロフェッショナルが在籍する団体が執筆しています。そのため、内容は確かなものですから、安心してお読みください。
▼ この記事の内容
クラウド会計の料金はどれくらい?基本の料金体系を解説
クラウド会計ソフトを導入するにあたって押さえておくべきポイントはいろいろありますが、そのうちの1つが料金です。そこでまずは、クラウド会計の基本の料金体系を確認してみましょう。
クラウド会計の料金体系には次のようなものがあります。
- 定額制
- 従量課金制
- 無料プランなど
定額制のクラウド会計は毎月、または毎年一定の利用料を支払うことで利用できるようになります。定額制というように、利用量によって料金が変わることはありません。どれだけ利用しても同じ料金です。
そのため、利用頻度が多い場合は、割安感を感じることもあるでしょう。
従量課金制は通信するデータ量やユーザー数によって料金が変わる仕組みです。サービス利用料に従って料金が決まるので従量課金と呼ばれています。
ということは、利用量が少なければ、料金も安くなるということです。
クラウド会計ソフトには無料のものがあります。この点については後ほど解説します。
主要クラウド会計ソフトの料金比較|おすすめ5選
クラウド会計ソフトの基本の料金体系がわかったところで、今度は主要クラウド会計ソフトの料金を比較してみましょう。5つのソフトについて紹介します。
①freeeの料金
画像引用元:クラウド会計ソフト|freee
freeeは知名度も高く、人気のクラウド会計ソフトです。利用者・利用企業も非常に多く、導入事業所数は54万事業所に上ります。
そんなfreeeの料金は以下のとおりです。
☆個人事業主版
プラン名 | スターター | スタンダード | プレミアム | |
料金 | 年払い | 980円/月(11,760円/年) | 1,980円/月(23,760円/年) | 3,316円/月(39,800円/年) |
月払い | 1,780円/月 | 2,980円/月 | 年払いのみ |
※各プランでは、一定期間無料トライアルを利用できます。ただし、一部機能制限があります
※料金は税抜き価格
☆法人版
プラン名 | ひとり法人 | スターター | スタンダード | アドバンス | エンタープライズ |
基本料金 | 2,980円/月(年払い時) | 5,480円/月 + 従量課金(年払い時) | 8,980円/月 + 従量課金(年払い時) | 39,780円/月 + 従量課金(年払い時) | お問い合わせください |
3,980円/月(月払い時) | 7,280円/月 + 従量課金(月払い時) | 11,980/月 + 従量課金(月払い時) | 51,980円/月 + 従量課金(月払い時) |
※各プランには30日間の無料トライアル期間があります。ただし、一部機能制限があります。
※料金は税抜き価格です
②マネーフォワードの料金
画像引用元:マネーフォワード|家計簿アプリやクラウド会計ソフト
マネーフォワードは満足度・おすすめ度の高いクラウド会計ソフトで、継続率も99%に上ります。業務の効率化と経営の見える化を実現してくれるソフトです。
マネーフォワードの料金は以下のとおりです。
プラン名 | スモールビジネス | ビジネス | クラウド会計Plus | |
対象者 | 小規模事業者向け:1〜3名目安 | 中小企業向け:4〜50名目安 | IPO準備・中堅〜大企業向け:51名以上目安 | |
料金 | 年額プラン | 2,980円/月年額 35,760 円 | 4,980円/月年額 59,760 円 | 詳しいサービス内容や料金体系は無料お見積もりにてご案内いたします。 |
月額プラン | 3,980円/月 | 5,980円/月 |
※初期費用0円で、ビジネスプラン相当の機能を1ヶ月無料で利用できます
※料金は税抜き価格です
※利用人数により従量課金が発生します
③弥生会計オンラインの料金
画像引用元:クラウド会計ソフトなら無料で試せる弥生会計オンライン【公式】
弥生会計オンラインは初めての経理でも簡単に操作できるクラウド会計ソフトです。簿記の知識は必要はありません。
弥生会計オンラインの料金は以下のとおりです。
プラン名 | セルフプラン | ベーシックプラン | |
料金 | 無料期間 | すべての機能を利用可能初年度無償キャンペーン1年間0円+税 | |
無料期間終了後 | 年額27,800円+税月あたり2,316円+税 | 年額37,600円+税月あたり3,133円+税 |
※最大2か月間、一部の機能を無料で試せる「新規タブで開く無料体験プラン」もあります(決算機能は利用不可)。ただし、無料体験プラン・有償プランをお申し込み済みの場合は、こちらはご利用できません
④ジョブカン会計の料金
画像引用元:クラウド会計ソフト「ジョブカン会計」
ジョブカン会計はパッケージソフトの操作性をそのままに、クラウドシステムの便利さを実現したクラウド会計ソフトです。軽快な操作性が特徴になっています。
ジョブカン会計の料金は以下のとおりです。
☆中・小規模の企業向け
プラン名 | スタートアップ | ビジネス | エンタープライズ |
月額 | 2,500円/月 | 5,000円/月 | 50,000円/月 |
無料トライアル期間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
※料金は税抜き価格です
⑤勘定奉行クラウド
画像引用元:勘定奉行|クラウドで経理DXを実現する会計システム・勘定奉行クラウド|会計ソフトのOBC
勘定奉行クラウドは一般的な会計システムには実現できない標準的な業務プロセスを実現するクラウド会計ソフトです。経理業務全体のプロセスを最適化してくれます。
勘定奉行クラウドの料金は以下のとおりです。
製品名 | 財務会計システム勘定奉行クラウド | 奉行VERPクラウド | 奉行VERPクラウド |
対象 | 小規模・中小企業向け | 中堅・上場企業向け | グループ企業向け |
利用料金 | 月額 7,750円〜(年額 93,000円〜)初期費用 0円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
無料で使えるクラウド会計ソフトはある?メリット・デメリットを解説
無料で使えるクラウド会計ソフトがあればいいと思っている方もいるでしょうが、あります。ただ、タイプが2つあって、期間制限なしで完全無料で利用できるものとトライアル期間は無料で使えるものがあります。
期間制限なしなら、いつまでも無料で使い続けられるのがメリットです。有料プランに変更しなくても、利用できなくなることはありません。クラウド会計ソフトの利用コストを掛けたくないと思っている人、あるいは企業にとってはちょうどいいタイプでしょう。
ただ、期間制限なしで無料で使えるクラウド会計ソフトの場合は、サポートがない場合も多いです。電話やメールなどで使い方のアドバイスを受けられないことがよくあります。
クラウド会計ソフトの利用においてわからない点、迷う点などがあったときに、サポートなしでは困ることもあるし、対応しきれないことが出てくるかもしれません。これは大きなデメリットでしょう。
また、期間制限なしの無料のクラウド会計ソフトだと、機能制限があるケースもよくあります。次のような制限です。
- 利用できるユーザー数
- 同期できる端末数
- データの出力数
- 利用できる機能数
- 取引データの閲覧期間
- 仕訳件数など
期間制限なしで利用できるのはありがたいということで利用し始めたら、自分や自社に必要な機能が使えなくて、困ってしまうということもあります。そのため、完全無料と言うだけですぐに選ぶのは考え物です。
続いて、トライアル期間は無料で使えるクラウド会計ソフトの特徴を取り上げてみましょう。
トライアル期間中だけ無料で利用できるタイプの場合、機能制限があっても、それほど制限が大きくない場合も多いです。場合によっては、全機能利用できる種類もあります。完全無料のクラウド会計ソフトほどの制限はなく、かなり自由な使い心地になっているものです。
また、サポートも充実しています。完全無料タイプではサポートがないケースがよくありますが、トライアルタイプでは電話やメールでのサポートも受けやすいです。トライアルプランを利用するということは、各業者側でもその後有料プランに移行してくれるのではと期待しているので、サポートを充実させているのでしょう。
各ソフトのトライアル期間を利用して、比較しながら選ぶこともできます。しばらくの間使った印象を判断材料にして、自分や自社に一番合うものを選定すればいいのです。
トライアル期間は無料で使えるクラウド会計ソフトのデメリットとしては、期間限定になるので、いずれは有料プランに移行しなければいけないことです。ずっと無料では使えません。
クラウド会計の料金を機能の違い|有料プランは本当に必要?
無料のクラウド会計ソフトのメリットやデメリットを紹介しましたが、有料か無料かで一番違うのが機能でしょう。機能に制限が掛かっても、無料で利用したいというのならそれも結構です。
しかし、経理業務の内容によっては、無料の会計ソフトの機能では対応しきれないものがあります。自分や自社でどのような経理を行うのかをよく考えたうえで有料か無料かを選ぶ必要があるでしょう。
有料のクラウド会計で利用できる機能には次のようなものがあります。
- データ取り込み
- 保存期間が無制限
- 自動仕訳
- 各種サポートなど
上記のような機能を自由に使い放題なのが有料のクラウド会計ソフトのいいところです。
以上の点を整理して、有料のクラウド会計ソフトがおすすめな人を考えてみましょう。
- 毎月の取引量が多い人、または企業
- 売上が年1,000万円を超える人、または企業
- 取引先が多い人、または企業
- 支払先が複数あり、支払い管理を効率よく行いたい人、または企業
- 法人企業
コストを抑えてクラウド会計を導入する方法
仮に有料プランのクラウド会計ソフトを利用することになっても、できればコストは抑えたいというのが本音でしょう。では、どのようにすればコストを抑えつつクラウド会計ソフトを利用できるでしょうか。方法を考えてみましょう。
クラウド会計ソフトではランニングコストが発生する
クラウド会計ソフトのコストを抑える方法を紹介する前に、クラウド会計の料金の仕組みを見ておきましょう。
インストール型の会計ソフトの場合、最初に購入するときに初期費用が掛かりますが、それ以降は料金は発生しません。一方、クラウド会計ソフトでは初期費用が無料になっているのが普通です。代わりに、以降のランニングコストが掛かります。
完全無料タイプを別にすれば、定額制でも従量課金制でもランニングコスト分を支払わなければいけません。
コストを抑える方法①割引キャンペーンを利用する
クラウド会計ソフトを提供している業者では、さまざまなキャンペーンを行っていることがあります。いくつか例を挙げてみましょう。
クラウド会計ソフトの種類 | キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
freee | お友だち紹介キャンペーン | freee会計ユーザーでお友だちを紹介した人にはAmazonギフトカード最大5,000円分の特典がもらえる紹介された人にも割引クーポンプレゼントがある |
マネーフォワード | クラウド会計 1年間実質0円キャンペーン | マネーフォワードを初めて契約するなどの支給条件をクリアすると、最大65,736円分のAmazonギフトカードのプレゼントがある |
弥生会計オンライン | 初年度無償キャンペーン | 法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計オンライン」+クラウド給与計算ソフト「やよいの給与明細Next」+クラウド請求書作成ソフト「MISOCA」を1年間0円で提供 |
上記以外にもいろいろなキャンペーンがあり、各社のキャンペーンを利用すれば、クラウド会計ソフト利用のコストを抑えられます。
コストを抑える方法②無料トライアルを利用する
期間に制限はありますが、各クラウド会計ソフトの無料トライアルはできるだけ利用したいところです。これで一定期間の利用コストは抑えられます。
コストを抑える方法③年間割引を利用する
有料のクラウド会計ソフトの場合、年額料金と月額料金の両方が提供されていることがよくあります。その場合、1年分の料金をまとめて支払う年額料金の方が割安になっています。
クラウド会計ソフトを導入する場合、短期間利用ということもあまりないでしょうから、年額料金で支払うようにした方がお得でしょう。切り替えも視野に入れるのなら、月額料金ということになりますが、トライアルをして気に入ったソフトなら、年額料金を支払ってコストを抑えてみましょう。
まとめ|自社に最適なクラウド会計ソフトの料金プランを選ぼう
今回は、クラウド会計ソフトの料金について詳しい説明をしました。
クラウド会計ソフトの料金体系も料金自体も提供している業者によって異なります。また、料金に関しては機能との兼ね合いで決まるものでもあります。
それだけに、自分や自社がクラウド会計ソフトにどのような機能を求めるのかをよく考えたうえで、最適なソフトの料金プランを選んでみましょう。