COLUMN経営コラム

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【個人・法人・会計事務所】 会計ソフトのシェア率・利用データは?
2022.12.15
経理クラウド
会計・経理をスムーズにするために欠かせないのが、会計ソフトです。現在、さまざまな種類が増えています。
「どの会計ソフトを導入すればいいの?」
「ほかの会社は何の会計ソフトを導入しているの?」
と疑問を持たれている方も多いことでしょう。
そこで今回は!会計ソフトのシェア率について、個人事業主・法人・会計事務所それぞれのデータを検証し、解説していきます。
この記事を最後までお読みいただければ、どの会計ソフトが自社に1番いいのか?のヒントが得られることでしょう!
▼ この記事の内容
【個人事業主】クラウド会計ソフトのシェア率・人気の会計ソフトとは?
では、まず個人事業主から解説していきます。ちなみに、ここではMM総研の「クラウド会計ソフトの利用状況調査」のデータを参考にしています。
1.クラウド会計ソフトのシェア率は「約30%」
MM総研のデータによれば、個人事業主のクラウド会計ソフトのシェア率は「29.8%」です。
このデータは、会計ソフトの利用形態(インストール型またはクラウド型)におけるアンケート結果となります。
クラウド会計ソフトは、2010年頃から導入された形態です。初期段階では、まだまだITの普及が進んでおらず、クラウド会計ソフトのシェアは低い状況が続いていました。
しかし、「フィンテック」や「電子化」の時代の流れを受け、シェアがどんどん高まっています。今後も、より一層「クラウド型」の需要が高まり、比例してシェア率も高まっていくことでしょう。
2.会計ソフトのシェア上位は弥生会計、freee、マネーフォワード
続いては、クラウド会計ソフトの利用状況です。個人事業主が利用するクラウド会計ソフトは、弥生会計、freee、マネーフォワードの順にシェアを占めています。
このデータから、上位3社のシェアが「94.8%」と圧倒的であることがわかります。操作性や機能性などに定評があり、このような結果になったといえるでしょう。
MM総研
【法人】クラウド会計ソフトのシェア率・人気の会計ソフトとは?
では次に、法人について、解説していきます。ここでも、MM総研の「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」を参考にしています。
クラウド会計ソフトのシェア率は「約15%」
まず、クラウド会計ソフトのシェア率です。
2017年8月時点では、クラウド型のシェアは「14.5%」でした。ただし、当時と比べても、現在は次のようなメリットが増えました。
- コストが安い
- 専門的な知識が不要
- 操作性・機能性が高まっている
- 会計・経理以外のサービスも利用できる
- 「電子帳簿保存法」に対応している
そのため、現在のクラウド型のシェア率は、当時よりも高まっていることが推測できます。
個人事業主と同様に時代の流れの影響が大きく、今後も中小企業を中心にニーズが高まり、クラウド会計ソフトを導入する会社が増えていくことでしょう。
2.会計ソフトのシェア上位はfreee、マネーフォワード、弥生会計
続いて、人気の会計ソフトですが、法人の場合はfreee、マネーフォワード、弥生会計の順にシェア率が高いことがわかります。
仕組みの導入時期や対応している銀行・クレジットカード口座によって、差が生まれています。
先ほど解説した個人事業主のデータから考えても、上位3社のシェアは、今でも健在であることが推測できます。
ただ、サービスの充実化、利便性・機能性の向上など、各社のサービスが変化しているため、会社の形態・状況に見合った会計ソフトを選ぶ必要があることは確かでしょう。
【会計事務所】クラウド会計ソフトのシェア率・人気の会計ソフトとは?
最後に、会計事務所のクラウド会計ソフトのシェア率と人気のソフトを確認しましょう。ここでは、実務経営サービスのアンケート調査結果のデータを参考にします。
会計ソフトのシェア上位はマネーフォワード、freee、弥生会計
上記データの結果から会計ソフトのシェア上位は、マネーフォワード、freee、弥生会計の順となっています。
マネーフォワードは操作性がよく、また会計・経理上十分なサービスを提供している点で会計・経理のプロから高い人気を得ています。定評のある会計ソフトといえるでしょう。
実務経営サービス
会計・経理のプロが「マネーフォワード」を利用する3つの理由
「マネーフォワード」が会計・経理のプロから定評がある理由は、次の3つの理由があります。
- 操作性・機能性が抜群
- 会計・経理をする上で十分すぎるサービス
- 会社の規模に限らず扱える
このようにクラウド会計ソフトのなかでも、「マネーフォワード」は会計・経理のプロに好まれる仕様となっています。
多少の会計・経理の知識があれば、中小企業から大企業までは将来性も見据えて扱えるためおすすめの会計ソフトといえるでしょう。
この記事のまとめ
この記事では、会計ソフトのシェア率について、個人事業主・法人・会計事務所それぞれのデータを検証し、解説しました。
この記事の内容をおさらいすると次の通りです。
1.個人事業主:シェア率「約30%」。上位は弥生会計、freee、マネーフォワード
2.法人:シェア率「約15%」。freee、マネーフォワード、弥生会計
3.会計:シェアの上位はマネーフォワード、freee、弥生会計
この記事で解説の通り、クラウド会計ソフトは個人事業主・法人・会計事務所すべてにおいて、マネーフォワード、freee、弥生会計が圧倒的なシェアを占めています。
ただ、会計ソフトは多種多様ではあります。そのなかでも大切なことは、みなさんにとってのベストな会計ソフトを選ぶようにしましょう!
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